ごきげんよう、ハゲと天パです。
ようおこし。
今回もひきつづき、
「ソロモン!ゲットやで!」
みんな大好き、ソロモン72柱の悪魔がテーマのシリーズです。
おかげさまで今回で60番目。
シリーズも佳境にさしかかっております。
そんなわけで序列60番目の悪魔、ウァプラを紹介。
さて、どんな悪魔か掘り掘りしていきましょうね。
解説はウチの看板娘たち、
通称ペンドラゴンズが担当します。
はい、ごあいさつをどうぞ。

加筆 です。
にぎやかします
修正 です。
しゃしゃり出ます
彼女らについての詳細はこちらをどうぞ。
※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。
だって、お金がほしいもの。(儲かってはいない)
「ソロモン!ゲットやで!」
まずはこのシリーズの概要からです。
ヨーロッパでは中世後期から19世紀くらいまで
「グリモワール」
という、魔術の手引書がバズっていました。
その中でも悪魔や精霊等について書かれてるのが
「レメゲトン」というシリーズ。
5部の書物から構成されるレメゲトンのなかでも、
代表的なやつが「ゴエティア」です。
内容としては、古代イスラエルの最盛期を築いた
ソロモン王が召喚してこき使った悪魔について。
いわゆる悪魔図鑑です
語弊があります
「エルサレム宮殿」を建設した第三代イスラエル王ソロモン。
人間の手では納期に間に合わないので悪魔を使役。
その時に労働させられた72体の悪魔を呼び出して、
いろんな願い叶えちゃお☆(ゝω・)vキャピ
というわけ。
それでは今回の悪魔の登場です。
はりきってどうぞ
序列60番 ウァプラ
技巧と学問を司る有翼の獅子。
そんなわけで、
こちらがウァプラ(Vapula)です。

第六十の精霊はヴァプラ、あるいはナフラである。
彼は偉大で、力強く、そして強靭な公爵であり、グリフォンの翼を持つライオンの姿で現れる。
彼の使命は、人々にあらゆる手工芸と職業
そして哲学やその他の学問において、
知恵を与えることである。
彼は36の精霊軍団を統べる。
ー S.L. MacGregor Mathers and Aleister Crowley, The Lesser Key of Solomon(1904)
ヴァプラとかナフラ(Naphula)
とも呼ばれているようですね。
我らがコランちゃんの「地獄の辞典」
でも、上記のレメゲトンと同様の紹介がされており、
地獄の有力な大侯爵。
グリフォンの翼がはえたライオンの姿で現れる。
人間を機械や哲学に秀でさせ、学者たちには英知を授ける。
三六の軍団を従える。
とのこと。
あ、コランちゃんとは、「地獄の辞典」の著者、
コラン・ド・プランシー のことです。

BM Troyes, Public domain, via Wikimedia Commons
一説には1793年生、
没年は1887年とも
なにげに、
初めて肖像画出たね
話を戻して、
ウァプラの特徴をまとめると
・ライオン系悪魔
・グリフォンの翼がはえている
・地獄の大公爵
・工芸や機械、哲学を司る
・人間に英知を授ける
・36の軍団を率いる
とのこと。
シリーズを通してお読みいただいている方としては
「え?またライオンなの!?」
と、思われる向きもあるかもしれない。
だがしかし(あまざらし)
ライオンが多く登場したゴエティアでしたが、
今回のウァプラでライオン一族はラスト。
つまり、最後のライオンちゃんというわけ。
そういわれると
ちょっとさびしい
なお、なぜライオンかぶりが多いかについては、設定の練り込みが雑 おおらかだからだと思う。
・ウァプラのビジュアルについて
そんなわけで、
ライオンの系悪魔たちのトリを飾るウァプラのビジュアルについて。
ウァプラは他のライオン系悪魔と一線を画す特徴があります。
それは、翼を持っていること。
しかもグリフォンの翼ですよ。
まあ、
「グリフォンの翼」
を持った悪魔はわりと多いのだけど
ちょっと!カヒちゃん!
カヒちゃんの言う通り、
「グリフォンの翼を持った悪魔」
残念ながらもうすでに、けっこういます。
ちょっとおさらいしてみましょうか。
序列の順番で行くわよ
おいー、
そこそこいるじゃんかよー
ちなみに次回紹介するザガンという悪魔もグリフォンの翼を持っている設定です。
唐突なネタバレだな
だれも困らないからいいのよ
次の悪魔どうしょうかな?
パンチ弱いから羽根つけとこか。
グリフォンとかめっちゃ強そうやしええやん。
あ、あかんわ。
前にもグリフォンの羽根つけてたやん。
まあええか、かっこええし。
というゴエティア作者の意図が手に取るように見えますね。
ただ、それにしてもゴエティアを書いた人は
キャラの練り込みが甘いと思います。
ともあれ、百獣の王と呼ばれるライオンに、
グリフォンという伝説の生き物の翼を授けるとは
大サービスの豪華さですね。
なお、「翼を授ける」といえばこちらですよ。
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グリフォンについては
上記の過去記事の悪魔たちで触れてますので、
よろしければどうぞ。
どの記事に書いてるかは
言わないんだね
・信頼の知識と技術
ウァプラの能力
では続いて、ウァプラの能力を見ていきましょう。
「レメゲトン」では、
人々にあらゆる手工芸と職業
そして哲学やその他の学問において知恵を与える。
「地獄の辞典」では、
人間を機械や哲学に秀でさせ、学者たちには英知を授ける。
とのことで、
人間に対して知恵を授け、工芸や技術も与えるのが
ウァプラの能力。
他の悪魔にありがちな、
人の心を操ったり、病気にさせたり、命を奪ったり
といった物騒なものではないタイプですが、
「本来のポテンシャル以上のナレッジとテクノロジーを得た人間が、それによって身を滅ぼす」
というストーリーも想像できます。
分不相応なオーバーテクノロジーをめぐって争い、破滅する人類。
はたまた、制御できないエネルギーが暴走し、
焼け野原と化す世界。
そして、それを見てほくそ笑む悪魔。
うーん、大いにありそうですね!
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こちらの「復活の日」は、コロナのときに
「パンデミックを予見していた」
とか言って話題になりましたね。
昔、マンションのケーブルテレビかなんかでしょっちゅうやっててよく見ました。
パンデミック云々を抜きにしても、非常に良い映画です。
昔の邦画ってやたらスケールでかいよね。
若い草刈さんがイケメン
草刈さんは今もイケメンよ
また、悪魔的な力でありえない技術を与える
という点で考えてみると、
いわゆる オーパーツ が思い浮かんだりもします。
オーパーツについては、
もはや皆様ご存知かと思いますが、
発見された場所や時代とはまったくそぐわない技術で作られたと考えられる出土品や加工品のこと。
世界最古のコンピュータともいわれる
「アンティキティラ島の機械」
とか、
「アステカの水晶髑髏」
とか、そんな感じの不思議アイテムですね。
ちなみに、英語の
「out-of-place artifacts」(場違いな工芸品)
を略して「OOPARTS」としてるんですって。
これは知らなかったでしょ?
こんなブログ読んでる人は
どうせ知ってるでしょ
言い方!
もちろん現在は解明されてるものもありますが
こういうロマン汁ドバドバな不思議アイテムは
とっても興味深いですね。
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・うちのウァプラちゃんについて
そんな感じでウァプラについて紹介してきましたが
「なんか知らんけど、使えない知識が増えるお絵かきブログ」
を標榜している当ブログですので、
ウチのウァプラについても触れときましょう。
上記の通り、
「グリフォンの翼をもつライオン」
というウァプラの設定を踏襲して描いてみました。
ここのところ、
動物&男性っぽい見た目のヤツが続いたので
「そろそろ女の子にしとこう」
というところがキャラデザの第一条件。
また、前回のオリアスが、
そのまんまライオンって感じだったので、
別の切り口からのライオンっぽさを狙いました。
そんな感じでウァプラの一番の特徴は翼ですが
グリフォンの翼はもう何回か描いていて正直飽き
別の表現を模索した結果、髪が翼になりました。
私は好き
能力のことはあんまり意識してないデザインだね
まあ、キャラデザについては、
描いてるうちに勝手にできてくる感じなんで
私も知らないです。

・ここからB面
なぜ人はライオンに翼をつけたがるのか
そんなわけで今回の悪魔、ウァプラにちなんで
今回のB面。
そもそも、
「人はどうしてライオンに翼をつけたいのか」
という点を考えていきたいと思います。
繰り返しますがライオンといえば言わずとしれた
「百獣の王」。
実際、「世界最大の猫ちゃん」こと虎に次いで、
世界で二番目のビッグ猫ちゃん。
虎が生息していない西洋においては、
人間も属している「陸」というフィールドを制する最強の肉食獣です。
そんなただでさえ最強のヤツが翼を持っちゃって
「空」まで支配したらどうなっちゃうの?
という妄想は、洋の東西を問わず、
古代から人間が夢みてきたことでしょう。
多分。
翼を持つ(飛べる前提)ことで
以下のようなメリットが考えられます。
①移動効率とスピードの向上
まず、空を飛んで移動することにより、
地形や障害物に縛られることがないので、
目的地まで直線距離で移動可能となり、移動時間が大幅に短縮されますね。
実際、航空機の発明と普及により、
船舶や鉄道などの従来の手段と比較して
長距離の輸送スピードはと比較して圧倒的に高速化しました。
平均的な時速でみると
航空機:約800〜900km/h
鉄道(新幹線):約250〜320km/h
船(フェリー・コンテナ船): 約30〜45km/h
という感じで、そりゃもう早い早いで愉快愉快。
スピードは
新幹線よりも3倍ちかいのよ
船の20倍とかヤバいじゃん
しかも地形の影響を受けずに移動できるので、
例えば札幌〜東京間(直線距離で約820km〜830km)で荷物を運ぶとしても、
トラックなら約17時間かかるところを、飛行機なら約2時間で輸送可能。
船で大西洋(ニューヨーク〜ロンドン)を横断するとしたら、
船なら約7〜10日間かかるところを約7〜8時間。
貨物機でも1日くらいとのことです。
圧倒的じゃないか。
②捕食者からの回避と安全確保
現状、飛べぶことができる生き物としては
鳥、昆虫、コウモリなど一部の哺乳類、
滑空する形も含めるなら、ムササビとかトカゲ、蛇などの爬虫類という感じですかね。
彼らは飛行することで、地上にいる
敵から素早く逃れることができ、
捕食者の牙や爪、おててやなんやかんやが届かないような、高くて安全な場所を、
休息地やねぐらとして利用することができるアドバンテージがあります。
ライオンにはいらないんじゃない?
まあ確かに、ライオンみたいな頂点捕食者には
縁のない話かもしれませんが、幼獣や傷ついたり弱った状態なら飛べたら安心ですね。
③広範囲を探索できる視点と死角からの攻撃
空という高い視点から広範囲を観察できるという点で、食料や資源を早く発見することができ、
また、いち早く危険を察知することができる点で有利です。
人間が繁栄することができたのは、
直立二足歩行に進化して視点が高くなったことにより危険を察知しやすくなり、
生存率が上がったことが一因ともいえますし、
遠くを見渡せることは大きなアドバンテージですよ。
そんなに強くないのに覇権をとってるもんね
まあ、今のところは
現状、人類の最大の敵は、
二足歩行腰痛や関節痛だと思います。
地面を歩行する生き物は視点が低いため、頭上は死角になります。
警戒が薄いところから気付かないうちに攻められると、言葉通り手も足も出ません。
そんなわけで最強の獣が、圧倒的なスピードと空からの攻撃手段を手に入れたらもう怖いものなしです。
まさに古代の人々が夢に見た、究極生物。
めちゃめちゃカッコイイし、すんげー強くて死角なしでパーフェクト。
そりゃワクテカしますとも。
超クール
つけれるもんならつけときたいよね!
・・・そんなワクワクに水を指して恐縮ですが
実際、翼が生えてたとしても、ライオンが飛べるのかっていう話になると、
まあ、厳しいよね。という感じです。
飛行の難易度を測る指標に「翼面荷重」というものがありまして、
「体重÷翼の面積」で求められるのですが、
空を飛べる鳥や昆虫の翼面荷重は大きくても
10〜20kg/㎡程度が限界とされているそう。
体重250kgのライオンが大型の鳥と同程度の翼面荷重
(10kg/㎡)で飛ぶと仮定すると25㎡の翼面積が必要。
これは畳15枚分くらいに相当します。
リビングの面積じゃん
3人家族で家具を置いても
ゆっくり過ごせるくらいの大きさ
翼の形にもよりますが、
飛行効率の良い細長い翼と考えると、
25㎡の面積を確保するには、 約16メートルほどの翼幅(スパン)が必要なので、
小型セスナ機よりでっかくなるとのこと。
われらが誇る、
巨大翼竜ケツァルコアトルス
(翼幅約10〜11m)
が史上最大の飛翔動物なんだけど、それよりも大きくなるわ
セスナって
どこで見れるのかな?
なお、250kgの巨体を浮かせるような羽ばたきをするとなると、
体重の半分(125kg)以上の巨大な胸筋が必要な計算になりますが
そうなると体重が増えてさらに大きな翼が必要になるという「負の残念ループ」が発生。
また、骨格組織では、これほど大きな翼を支えつつ羽ばたく強度は維持できません。
鳥が一生懸命に体を軽くするための進化を続けてきたのはこのためです。
さらに、250kgの質量を浮かす揚力を得るには、
時速50〜80km以上の猛スピードで走りながら
羽ばたく必要があるそうで、ライオンの足ではその速度に達する前に翼の重みで潰れてしまうそうです。
そんなわけで、生物として飛ぶのは絶望的。
ましてやうちのウァプラちゃんのように、
翼のような髪の毛ではどうやっても無理です。
いや、そこは魔法とか、
ミノフスキー粒子とか
なんかあるやん?
ミノフスキー粒子について書き始めると2万字コースになるけど、やる?
今日はやめとこうね
そんな感じで翼があることのメリットや
実際、かっこいいけど飛べないよねという点について書いてきましたが、
ウァプラのように翼をもつライオンのあれこれについていくつか触れてみましょう。
・ヴェネツィアの獅子
水の都の守護聖人と有翼の獅子
海外旅行が大好き!という方でなくても、いつか行ってみたいところの1つ、
イタリアの水上都市ヴェネツィア。
「ローマには行かなくても、ヴェニスを見ずして死ぬのはもったいない」
という格言があるほどに美しいところですが、
この都市の象徴が「翼の生えたライオン」
であることはご存知でしょうか?
これは福音記者 聖マルコに由来しており、
この都市の守護聖人が聖マルコとされることがきっかけ。
聖マルコは、カタカナでいうとサン・マルコ
甘いかなと思ったら
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とてもおいしいけど
カレーハウスサンマルコについてはまた今度ね
カレーの美味しさは言わずもがな、
備え付けのトッピングもうれしい。
好きです、推しです、サンマルコ。
いや、サンマルコはおいしいけど、
聖マルコとライオンになんの関係があるのかわからんちん。
というあなた、そりゃそうでしょうよ。
まあ待て待て。
キリスト教の聖書のには、
「福音書(ふくいんしょ)」というものがあります。
これは、
イエス・キリストの誕生、生涯、奇跡、教え、受難、そして復活という
「良い知らせ」を伝える文書の総称で新約聖書に収められています。
この福音書を書いた、
マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ
の4名の聖人は福音記者と呼ばれますが、
彼らには以下のように、それぞれ翼を持ったシンボルが割り振られています。
・聖マタイ:翼のある人間(天使)
マタイによる福音書が、イエス・キリストの人間としての出生から始まっているため。
人間としてのキリストを象徴。
・聖マルコ:翼のある獅子(ライオン)
福音書の冒頭、洗礼者ヨハネが「荒野で叫ぶ声」として登場。
その力強さをライオンの咆哮に例えたため。
キリストの王としての権威を象徴。
・聖ルカ:翼のある牡牛(ウシ)
牛が犠牲の獣として祭儀に関わりが深いため。
キリストの犠牲と祭司としての役割を象徴。
・聖ヨハネ:鷲(ワシ)
「初めに言(ことば)があった」という地上界を超えた神学的な高みから福音書が始まる様子を、高く飛ぶ鷲に例えたため。
キリストの神性を象徴。
そんな聖マルコの遺骨(とされている)ものを
828年にヴェネツィア商人がエジプトのアレクサンドリアから持ち帰ったことから、
「ヴェネツィアの守護聖人はマルコで。」
ということになり、
マルちゃんを表す「有翼の獅子」が都市の象徴になったというわけです。
かつてのヴェネツィア共和国の国旗は、
聖マルコを指す聖書を持った有翼の金のライオンで
「サン・マルコ大聖堂」の前に広がっている
「サン・マルコ広場」をはじめ、
ヴェネツィア共和国の勢力の及んだ各地には、
今も有翼のライオン像が残っているのです。
ちなみに、ヴェネツィア共和国の正式名称は
最も高貴な共和国ヴェネツィア
ヴェネト語: Serenìsima Repùblica de Venexia(Venessia)、
イタリア語: Serenissima Repubblica di Venezia)
なかなかのクセ強。
東地中海貿易によって栄えた海洋国家であり
7世紀末期から1797年まで、1,000年以上もの間長く続いた共和国です。
「晴朗きわまる所」
「アドリア海の女王」
と言う呼び名も
自己肯定感がすごい
・スフィンクス
強さと知恵、機動力のハイブリッド
「有翼の獅子」というキャラクターについて考えると、
エジプトやギリシャのモンスター、スフィンクスにさかのぼることができます。
スフィンクスは御存知の通り
エジプトのピラミッドの横にいて、
人間の顔、ライオンの体を持ってるアレです。
ただし、地域によってそのビジュアルや正確は異なるのがおもしろいところ。
羽根なくない?
エジプトのスフィンクスには一般的に翼はなく、
王様ことファラオの権威や、神聖さを守る象徴。
神殿やピラミッドなど聖域を守る守護者という存在です。
ちなみにエジプトのスフィンクスは、
カフラー王の顔に似せて作られたと言われ、
全長約73m、高さ約20mに及ぶ世界最大級の石像。
まさか自分の顔で
こんなに長くいじられるとは思わなかったでしょうね
一方のギリシャ神話では、
女性の顔、ライオンの体、鷲の翼、蛇の尾をもつ怪物とされ、
旅人にクイズを出し、答えれないと食べちゃうぞ。
というやつです。
神話では、オイディプスがクイズに正解し、
渾身の問題を突破されたため、
へこんじゃったスフィンクスは
崖から身を投げて命を落としたそう。
悲しきナイーブモンスターとなっております。
たった1問に
そこまでかけてたの!?
このスフィンクスについても、
ライオンの「圧倒的な力」、
人間の「知恵」、
鳥の「自由自在な機動力」
という、いいとこ取り合体な存在。
古代の人々による、
「ぼくがかんがえたさいきょうのいきもの」。
「欠点のないパーフェクトな存在」を作って
テンションが上がるのは今も昔も人の常ですね。
究極生物の敗因は第2問を
用意してなかったこと
・虎に翼
法家・韓非が説いたことわざ
イタリア、エジプト、ギリシャという感じで西洋の方をみてきましたが、東洋に目を向けると、
この「最強×最強」という同様のロジックで
中国の書物「韓非子」に「毋為虎傅翼」という言葉があります。
古代の周という国の王様の言行や制度などを記した「逸周書」という書物に上記の
「虎の為に翼を傅(つ)くること毋(な)かれ」
という言葉があり、意味は、
「ただでさえ鋭い爪と牙を持つ虎に、さらに空を自由に飛べる翼をつけるようなことはしてはいけない。」
という感じですが、
韓非は著作のなかでこれを引用し、
暴君に勢いや権力などさらなる力を与えることの危険性と愚かさを指摘。
ちょっとネガティブな使い方ですね。
「韓非子」を著した韓非(かんぴ)は、
中国戦国時代の思想家で「法」によって国を治めるべきと説いた「法家」の代表格。
人間の善悪とか倫理とかに頼らず、
ルールとシステムでなんとかしようという考え方ですね。
徹底したリアリストとして知られてます。
そういえば昔、諸子百家について書いた記事があったのであわせてどうぞ
この言葉は「日本書紀」の中でも引用されており、
飛鳥時代、天智天皇の弟にして実力者の大海人皇子が出奔した際、
彼がやがて勢力を蓄えて戻って来ることを恐れた天皇サイドが、
「虎に翼を着けて放てり」
(虎に翼をつけて放してしまったようなものだ)
と言ったとのこと。
「虎を檻(朝廷)から出して飛べるようにしてしちゃったら、もう誰も手出しができないじゃん。」
という恐怖と後悔が込められたエピソードですが、
このフラグは見事に回収され、
天智天皇の死後、大海人皇子は吉野で挙兵。
天智天皇の息子である大友皇子を「壬申の乱」で破り、天武天皇として即位することになるのでした。
現代では「強い上にもさらに強さが加わる」という
「鬼に金棒」と同じニュアンスのことわざとして「虎に翼」という言葉は使われてます。
何年か前の朝ドラのタイトルにもなってましたね。
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合わせていうと、
「虎に翼」の言葉通りに
ウァプラやスフィンクスみたいな感じで
虎に羽が生えた「窮奇」という怪物が中国の伝説にはおりまして、
不吉の象徴とされています。
不吉inチャイナは他にもいて
まとめて「四凶」と呼ばれているので
以下の記事も合わせてどうぞ
蚩尤ちゃんは四凶とはまた別ですが、
一括りにしております
はい、そんなわけで、
序列60番のウァプラでした。
せっかく60番でキリが良い番号なので
ちょっとがんばっちゃった。
それでは次回もよしなに。
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このブログは、気になったことを調べ、
学んだ内容とイラストを紹介するお絵描きブログ
ソースは主にWikipediaなどになりますので、
学術研究ではなくエンターテイメントとしてお楽しみください。
興味のきっかけや、ふんわりしたイメージ掴みのお手伝いになればうれしいです。
ウァプラ-wikipedia
オーパーツ-wikipedia
翼面荷重-wikipedia
ヴェネツィアの獅子-wikipedia
ヴェネツィア共和国-wikipedia
マルコ (福音記者)-wikipedia
福音書-wikipedia
スフィンクス-wikipedia
韓非子-wikipedia
逸周書-wikipedia
参考書籍:
悪魔解説書「ソロモン72柱の悪魔」 | マーク・アイシャーウッド
「地獄の辞典」コラン ド プランシー (著), 床鍋 剛彦 (翻訳)
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