神話や伝説に登場するチームを紹介する試み、
「四大天使」編 第3回です。
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キリスト教やユダヤ教、イスラム教といった一神教で、天界と人間の橋渡しをする役割である天使。
神様のメッセージを伝えたり、
神様の代わりに地上に現れて様々な仕事を行う存在です。
その中でも特に有名な四大天使と呼ばれる彼ら「四大天使」は、
聖書や関連する文献に登場することも多く、
悪魔と戦ったり人々を救ったりエピソードも豊富な4人です。
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四大天使 ラファエル
四大天使 ラファエル。
今回紹介する大天使ラファエル。
キリスト教ではミカエル、ガブリエルと共に三大天使の一人であり、
ウリエルも含めた四大天使のメンバーです。
実はラファエルの名は聖書の正典には登場せず、
旧約聖書外典の『トビト記』『エノク書』にあらわれています。
「ラファエル」という名前はヘブライ語で「神は癒される」という意味で、
ユダヤ教の伝統では癒しを司る天使とされています。
イスラム教ではイスラーフィールとして知られ、
キリスト教では守護天使達を監督する立場の天使であるともされています。
旧約聖書の『創世記』では、
ヘブライ人族長のヤコブが天使と格闘した際に、
外れたヤコブの関節を戻してあげたり、
アブラハムの割礼時の痛みを和らげてあげたりと、
まさに癒やしの天使といえる治療と回復系スキルの使い手。
医療行為を行う医師や薬剤師、病人を守護する天使とされています。
ラファエルのエピソード
旧約聖書外典の『トビト記』にラファエルの名前が出ており、ラファエルが活躍する有名なエピソードとなっています。
『トビト記』はこんなお話。
アッシリア捕囚で連行され、ニネベで暮らすナフタリ族のトビトさん。
彼は普段から善い行いを積む善人でした。
ある日、トビトは危険を顧みず、王に殺されたユダヤ人を埋葬してあげます。
ユダヤ人を弔い、ひと仕事終えて庭で寝ていたところ、スズメの糞が目に落ちて、なんと気の毒にも失明してしまいました。
奥さんともケンカし、落ち込んでイヤになっちゃったトビトは、もう死のうと決めます。
終活にはげむトビトは、
メディア地方に住む知り合いのガバエルさんにお金を預けていたことを思い出し、
息子のトビアに財産をゆずるべく、お金を取りに行くよう指示。
トビアは道案内のアザリアという若者をお供に、お使いに出発します。
同じころ、メディアの街ではサラという女性が困っていました。
サラは悪魔アスモデウスに取り憑かれ、結婚するたび初夜に絞め殺してしまうのが悩み、
もう生きているのがつらたんでした。
道中、襲いかかる巨大魚を捕まえたりしながら、メディアに辿り着いたトビアとアザリア。
トビアはサラに出会い、恋に落ちます。
アザリアも「ええやん!結婚しいな!」とトビアの恋路を応援。
しかし、サラにまつわる例の激こわエピソードは有名。
「結婚はしたい。でも死ぬじゃん?おれ、一人っ子ですしおすし・・・」
と渋るトビアにアザリアは、
「さっきの魚おるやん?あの魚の内臓、香炉に入れといたら大丈夫やで。知らんけど!」
と、謎の対処法を伝授して後押しします。
結婚の日の夜、
半信半疑ながらトビアは魚の内臓が入ったロマンチックのかけらもない香炉に火をつけます。
すると、魚の内臓の生臭い臭いと香油がミックスした悪臭・・・かどうかわかりませんが、
魚の内臓パワー(悪臭)でサラに取り憑いていたアスモデウスが退散。
逃げ出したアウモデウスをここぞとばかりにアザリアが追って捕獲します。
実はアザリア、大天使ラファエルなのでした。
なんとなんと。
アスモデウスはラファエルによってエジプトの奥深くに封印され、
トビアとサラは無事に結婚しました。
おめでとう。
そしてラファエルはトビアに、
「魚の内臓の汁を目薬にすればパパの目も治るよ。」
と教えてくれたので、トビトの目も治りました。
めでたしめでたし。
実はこれ、絶望し死を願ったトビトとサラを救うため、神様が天使ラファエルを派遣したというわけ。
みんなハッピーで解決したエピソードでした。
このエピソードからもわかるように、
ラファエルは薬剤師、盲人、旅人の守護者であり、
また、病人、精神障害の守護者ともされている癒やしの天使なのです。
ちなみに、新約聖書にはガブリエルとミカエルの名前はあらわれるものの、ラファエルの名前は出てきませんが『ヨハネによる福音書』の5章、
「ベトサダの池で時折水を動かして癒しを行う主の天使」がラファエルだと考えられ、引き続き医療に携わっているようです。
ラファエルの姿などなど
他の四大天使と同じくラファエルも方位や四大元素と関連付けられており、
ラファエルは黄色、東、風を担当しています。
風を象徴するというところも旅人の守護天使っぽいですね。
出典:バルトロメ・ロマン, パブリックドメイン, via Wikimedia Commons
また、ラファエルという名前や天使の思想は、
ユダヤ人が新バビロニア王国に捕囚されていた時代にバビロニアの宗教の影響によって取り込まれたものであり、当時ラビエル (Labbiel) と呼ばれていたカルデア人に信仰された神だったと言われています。
この説は3世紀のラビ・シメオン・ベン・ラキシュによって唱えられ
現代の学者たちによっても広く受け入れられているんだとか。
うちのラファエルは癒やしと治療の天使なので、白衣を着たお医者さんです。
魚の内臓で解決させがちなので、ポケットには魚を入れてます。
うちの四大天使たちはジャケットとメガネ、ラッパが共通アイテムですが、白衣がジャケットになるのかは謎です。
強烈な存在感を発する魚の内臓、
色々イヤでなるべく触りたくないですが万能すぎ。
間違いなく今回のMVPです。
なお、青魚を摂ることで血液がサラサラになったり、
魚を食べると頭と体に良いとはいいますが、
ラファエルは専門のスキルと知識を使用して処方、治療していますので、
絶対に真似しないでください。
そんなわけで四大天使、癒やしと旅の天使 ラファエル を紹介しました。
次回もよろしくお願いいたします。
ラファエル- Wikipedia
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