神話や伝説に登場するチームを紹介する試み、
今回から新シリーズ「大罪の悪魔」編 です。
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「7つの大罪」とは、
キリスト教、主にカトリック教会において、
罪の根源とされる7種類のことを言います。
ラテン語や英語では「7つの死に至る罪」とされ、
人間を罪に導く可能性がある欲望や感情、悪徳のこと。
それぞれは悪魔に関連付けられており、まあ、一種のチームとして紹介していきたいと思います。
聞き覚えのある名前の悪魔も多く、中二病感満載でお送りいたします。
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七つの大罪の悪魔 傲慢のルシファー
傲慢の悪魔 ルシファー。
死に至る7つの罪、そのひとつめが傲慢。
それを象徴する悪魔がルシファーです。
傲慢とは自分が他人より優秀だと思い込むこんで調子に乗ることですが、この「人を見下し、自分を過大評価する」という感情に流されると人間が堕落して罪を犯し地獄行きだよ。というわけ。
ルシファーが傲慢の罪に当てはめられた経緯として、彼の出自とエピソードがあります。
ルシファーは生まれつきの悪魔というわけではなく、もともとは天使。
しかも、他の天使を率いるリーダーだったのですが、創造主たる神に対して反逆して天界を追放。
そう、堕天使です。
伝統的な、厨二病よだれダラダラ設定。
暴走する永遠の14歳ですね。
封印されし闇の力をまといし右腕が抑えきれないです。
ルシファーは、神によって最初に作られた天使で美しく、「神の右腕」というほど有能。
まさに最高傑作の偉大な天使だったのですが、そのプライドから、
「神よりオレのがグレートだから、オレが神になり代わってやんよ。」
と思ったとか、
「こんなにオレがグレートなのに神様は人間ばっかりかまうので不満です。」
という嫉妬から、他の不満を持つ天使たちを反乱を起こします。
その数、全天使の3分の1だったそうで、ルシファーのカリスマ性もすごいですが、意外と職場への不満もすごい。
けっこう頑張って神軍団をピンチに追い詰めますが、結果的にルシファー率いる反乱軍は神の軍勢に敗北。
天界を追放され、地獄へと追いやられます。
ジョン・ミルトンの「失楽園」では敗北して地獄の深淵に叩き落されるも、
一敗地に塗れたからといって、それがどうだというのだ? すべてが失われたわけではない
――まだ不撓不屈の意志、 復讐への飽くなき心、永久に癒やすべからざる憎悪の念、 降伏も帰順も知らぬ勇気があるのだ!
敗北を喫しないために、 これ以外何が必要だというのか?
と、不撓不屈のガッツと神様への憎しみでもう一度立ち上がり、
「神が作った人間を堕落させて楽園から追放させる。」という仕返しをする姿が描かれます。
こんな感じで失楽園では主人公のポジションではありますが、天使でありながら神の意志に反するという彼の性格と行いは傲慢の罪にあたるというわけですね。
ギュスターヴ・ドレによる『失楽園』の挿絵。地球へ向かうルシファー。
ギュスターヴ・ドレ, Public domain, via Wikimedia Commons
現代に残る美術や絵画ではルシファーは美しくたくましい肉体を持った男性の姿だったり獣のように毛むくじゃらで、6枚または12枚の羽根を持った姿で描かれます。
ゲームや漫画、アニメなどの最近の作品でも基本的にこのイメージは踏襲され、悪でありながらもかっこいい姿のダークヒーローというビジュアルが多いですね。
さて、ルシファーの名前は「明けの明星」を指すラテン語で、「光をもたらす者」という意味だそうです。
明けの明星といえば金星のことですが、太陽と月に次ぐ明るく見えるため世界各地で神格化され、いろいろな神話でも頻繁に登場しています。
天使たちの中でも最も美しい大天使だったルシファーが堕天することは、明けの明星がその輝きを失う悲しみになぞらえて語られているんだとか。
ルシファーとサタンについて。
神に反逆する堕天使・悪魔のなかでも代表格で、もっともメジャーなルシファーではありますが、「悪魔といえば」というビッグネームに「サタン」がいます。
諸説ありますが、ルシファーとサタンは同一人物であるという見解も多いです。
天使だった頃の名前がルシファー、地獄に行って本格的に悪魔活動を開始してからはサタンになったという感じ。
「7つの大罪」ではそれぞれ別の罪に当てはめられており、
傲慢のルシファー、憤怒のサタン となっているので、今シリーズの別キャラでいきます。
とりあえず髪の毛の色は合わせときました。
サタンについては、今回の「大罪の悪魔編」では4番目にナンバリングしてますので、サタン編にて詳しく解説していきたいと思います。
そんなわけで新シリーズの初回は堕天使の長にして傲慢の悪魔、ルシファーを紹介しました。
次回もよろしくお願い致します。
参考:
ルシファー - Wikipedia
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