神話や伝説に登場するチームを紹介する試み、
「四大天使」編 第4回。
最終回です。
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キリスト教やユダヤ教、イスラム教といった一神教において、天界と人間の橋渡しをする役割である天使。
神様のメッセージを伝えたり、
神様の代わりに地上に現れて様々な仕事を行う存在です。
その中でも特に有名な四大天使と呼ばれる彼ら「四大天使」は、
聖書や関連する文献に登場することも多く、悪魔と戦ったり人々を救ったりエピソードも豊富な4人です。
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四大天使 ウリエル
四大天使 ウリエル。
四大天使の一人ウリエル。
先に紹介したミカエル、ガブリエル、ラファエルと共に「神の御前に立つ四人の天使」と呼ばれています。
ただ、上記3名を「三大天使」とすることもあり、
ウリエルは正典には含まれておらず、カトリック教会では認可されていないそうです。
しかしながら、ユダヤの神秘主義的文学において重要な天使であり、
旧約聖書外典『エチオピア語エノク書』『第四エズラ書』、新約聖書外典『ペトロの黙示録』で、その名前が言及されています。
天使界の叡智と哲学を司る天使であり、作家と教師にインスピレーションを与え、裁きと預言の解説者という役割です。
「ウリエル」という名前は、「神の光」「神の炎」を意味しており、天使の階級においては大天使、熾天使、智天使とされることがありますが、
ジョン・ミルトンの『失楽園』では最高位の熾天使として登場。
太陽の統治者と呼ばれ、太陽の運行を司る天使とされています。
旧約聖書外典『エチオピア語エノク書』では、
365年生きた超絶長生きのエノクを天国へ引き上げ、天国の案内役を務めます。
エノクはウリエルを「七人の大天使」の一人で冥界タルタロスと世界を見守る存在と語り、
また、天におけるすべての発光体と地上の運行、気象、自然現象を司る天使ともしています。
ちなみにエノク書は、天界や地獄、最後の審判、ノアの大洪水についての予言などが語られる書物で、
それによると神様がミカエル、ガブリエル、ラファエル、ウリエルのそれぞれに役目を与えて派遣。
ウリエルは、ノアに洪水が迫っていることを報せました。
また、旧約聖書外典の『第四エズラ書』では
ユダヤ人の苦悩、神の正義、イスラエルの運命について神様に尋ねたユダヤ教の祭司エズラが、
その答えとして7つの幻を見ますが、それらの幻について説明する役目として登場します。
武闘派大天使 ウリエルの武勇伝
新約聖書外典『ペトロの黙示録』でウリエルは懺悔の天使として現われます。
この時のウリエルはハードモード。
神を冒瀆する者を永久の業火で焼き、
不敬者を舌で吊り上げて火炙りにして地獄の罪人たちを散々苦しめるんだとか。
また、最後の審判の時には、地獄の門のかんぬきを折って地上に投げつけて黄泉の国の門を開きます。
そしてすべての魂を審判の席に座らせる役割を担うそうです。
ウリエル超怖い。
また、ラファエル回でも言及しましたが、
旧約聖書の『創世記』にて、
ヘブライ人の族長、ヤコブが天使と格闘するエピソードがあります。
ヤコブは格闘の結果、関節を外され、癒やしの天使ラファエルに治してもらうのですが、
このヤコブと戦って関節を外した天使はウリエルが有力候補だそうです。
天使界の叡智と哲学を司り、作家と教師の守護者で裁きと預言の解説者という知的な役割ですが、
出てくるエピソードがわりと武闘派の天使です。
そんなウリエルですが、なんと堕天使の烙印を押されたことがあります。
ミカエル回でも言及しましたが、
その昔、民間で天使への信仰が過熱しすぎちゃったことがあったそう。
イエス推しの方針にも関わらず、天使推しが食いかねない状況は運営的に大問題。
肝心のコンセプトがブレかねない事態に、これはいかんと、
745年にローマ教会会議にて、
「聖書正典に名前が言及されているミカエル、ガブリエル、ラファエル以外の天使は堕天使にしまーす。」
というまさかの決定。
現在の状況を見るに、ウリエルはじめ他の天使の面々もちゃんと復権できたようですが、
バズった後で強引に軌道修正して炎上するパターンです。
ウリエルの姿などなど
上記の通りウリエルは、「作家と教師にインスピレーションを与え、裁きと預言の解説者」という役割なので、
本と巻物を持つ姿で描かれることが多いです。
出典:Mosaic of the archangel Saint Uriel in St John’s Church, Boreham Road, Warminster, Wiltshire, England.
James Powell and Sons of the Whitefriars Foundry, Public domain, via Wikimedia Commons
または、開いた手の中に炎を灯した姿で描かれることもあり、
「神の炎」の名の通りのイメージですが、
地の元素、緑色、北の方角がウリエルには当てはめられているそうですよ。
ウチのウリエルはあんまりそのへん考えずに描きました。
色とかもうちょい気にしてもよかったなと思いますが、
まあ絵を描いた後に調べたりしてるんで仕方ないね。(やれよ。)
腕っぷしが強いイメージなので4人の中で一番強そうにしました。
ジャケットが赤いのは神の炎だからです。
安直ではないのです。わかりやすいのです。
そんなわけで四大天使編でした。
また色々描いていきたいなと思いますので今後ともよろしくお願いします。
参考:
ウリエル- Wikipedia
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