生活 豆知識

001どんぐりのあれこれ

2023年11月17日

こんにちは、ハゲと天パです。
初めましての今回、ご覧いただく皆様に有益な情報をお届けしたく、
山や公園で入手できる色々などんぐりについてご案内して行きます!

■どんぐりとは

そもそも、どんぐりとはなんでしょうか。
我が家では、子供達が拾ってきていろいろな形のものがたくさんあります。
子供なりに品種を図鑑などを見ながら同定していますが、
一口にどんぐりといっても様々です。

どんぐりは、漢字で書くと「団栗」、もしくは「無食子」と書くそうです。
広義にはブナ科の果実の俗称であり、一部または全体を殻斗に覆われます。
殻斗とはいわゆる、どんぐりの帽子で、ブナ科の果実に共通した特徴でありほぼ固有の特徴となります。
種類によってお椀状やまり状など様々な形状の殻斗を持ち、俗に「ぼうし」、「はかま」などと呼ばれることが多いですね。

■どんぐりはおいしい

どんぐりは古来から食べ物として認識され、縄文時代の遺跡からも発掘されています。
ブナ類やシイ類は渋みが少ないため、生のまま食べることができますが、
軽く炒めるとさらに香ばしくおいしくなります。
街路樹などに利用されている「スダジイ」「ツブラジイ」などは甘みがあり特においしい品種です。

一方、同じくメジャーなナラ類やカシ類は、タンニンの含有量が多いので、
生食には向かない品種になりますが、アク抜きをすることによって食べることができます。
アク抜きについては流水に数日晒したり、木灰汁で煮沸するという方法があり、
縄文時代の遺跡の貯蔵遺構からもどんぐりが発見されており、
何度もゆでこぼすなど渋抜きをして食料とされていたようです。
食べるには少し手間ですので、私はシイ類にしておきます。
とはいえ、なんだかんだで食べたことないので食レポはまた別の機会に・・・

取り急ぎ、それぞれの特徴と分類です。

  • 渋がほとんどないドングリ - スダジイツブラジイ、クリ
  • 渋が少ないドングリ - マテバシイ、イチイガシブナ、イヌブナ、シリブカガシ
  • 渋があるドングリ - コナラ、ミズナラ、クヌギ、アベマキ、カシワ、ナラガシワ、ウバメガシ
  • 渋が多いドングリ - シラカシ、アラカシ、アカガシ、ツクバネガシ、ウラジロガシ、オキナワウラジロガシ、ハナガガシ

どんぐりの保存と虫対策

お子様が拾ってくるどんぐり、一見はきれいでかわいいのですが、
どんぐりの中には、残念ながらほぼ必ず虫がいます。
我が家でも、どんぐりから見覚えのない虫が登場したことがありますが、対策することは可能です。

身もふたもない言い方をすれば、殺虫して出てこないようにすればOK。
方法としては冷凍庫で「一旦冷凍する」「熱湯で煮沸する」という形。
少しめんどくさくはありますが、お試しくださいね。

どんぐりっておもしろい

人間と深い関わりを持っているどんぐりについてご紹介しました!
秋の遠足シーズンで「拾ってきたよ!」という機会も多いと思います。
楽しいどんぐりライフをお楽しみくださいね!

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