ソロモン!ゲットやで! 気になる事柄を学ぶシリーズ 神話・伝説

220「ソロモン!ゲットやで!」シリーズ 序列27番・ロノウェ

ごきげんよう、ハゲと天パです。

「ソロモン!ゲットやで!」シリーズ。
ソロモン72柱の悪魔を紹介。

「サクッとすぐ読み終わるボリューム」
でお送りします。


ウチの公式キャラも登場。

加筆 です。
にぎやかします

修正 です。
しゃしゃり出ます

2人合わせてペンドラゴンズ。
彼女らについてはこちら。







まずはこのシリーズの概要からです。

ヨーロッパでは中世後期から19世紀くらいまで
「グリモワール」
という、魔術の手引書がバズっていました。

その中でも悪魔や精霊等について書かれてるのが
「レメゲトン」というシリーズ。
5部の書物から構成されるレメゲトンのなかでも、代表的なやつが「ゴエティア」です。

内容としては、古代イスラエルの最盛期を築いた
ソロモン王が召喚してこき使った悪魔について。

いわゆる悪魔図鑑です

語弊があります


「エルサレム宮殿」を建設した第三代イスラエル王ソロモン。
人間の手では納期に間に合わないので悪魔を使役。
その時に労働させられた72体の悪魔を呼び出して、
いろんな願い叶えちゃお☆(ゝω・)vキャピ
というわけ。

はいそれでは今回はこの悪魔。


ロノウェ(Ronove)は、
「ゴエティア」によると、19の軍団を指揮する序列27番の侯爵にして大伯爵。
ロネウェ(Roneve)、ロンウェー(Ronwe)とも。


「侯爵にして伯爵」とのことですが、
この際、爵位についてはっきりさせときましょう。

前にもやったよね?

知らない

多分何回かやってます。

爵位とは、主に古代から中世にかけての国家や現代における君主制に基づく国家において、
貴族の血統による世襲、または国家への功労者へ恩賞として授与された栄誉称号です。

日本語の場合は明治時代、
「公」・「侯」・「伯」・「子」・「男」
の5つが古代中国の官制に由来して定められ、
明治維新で華族に列せられた元公卿・元諸侯等や、国家功労者の家の戸主に与えられたというわけです。

公爵がトップなんで侯爵にして伯爵ということは第二位、第三位の位を兼任というわけです。
ちなみに侯爵は公爵と発音が同じでややこしいので
俗に、字が似ている「候」から、
「そうろう-こうしゃく」と呼ばれて区別されるそうです。

いっしょの字だと思ってた

「侯」と「候」で
間違い探しね


侯も伯も、封建制において特定の領域を支配する領主をあらわしており、
古代中国の「春秋公羊伝」では、
「王者之後は公と称し、其の余大国は侯と称し、小国は伯・子・男を称す」
とのことですが、「この爵位は〇〇ができる」といった役割があるわけではなく家柄の位を表す称号ですね。

なお、侯爵は英語でmarquessまたはmarquis。
伯爵は英語でcount や earl 。
有爵者への敬称は「閣下」または「卿」になります。


そんなわけでロノウェ卿、
怪物の姿で現れるとのみ解説されるものの
どんな怪物かは説明がないのでよくわからないです。

もー、ちゃんとしてよ


公式はサボってますがご安心下さい。
我らが「地獄の辞典」には、
ルイ・ル・ブルトン先輩による挿絵があります。
さすがパイセン、頼れる。

ここでは、えらい長い腕に杖を持ち、
しっぽを生やした小鬼のような姿で描かれおり、
一般的にロノウェといえばこの姿ですね。
ちょっと腕長すぎじゃね?

ルイ・ル・ブルトン, パブリックドメイン, via Wikimedia Commons

たまに出てくるザコっぽい悪魔だね

やめてあげて




ウチのロノウェについては、デザインも先輩に寄せる感じで描きました。
子鬼っぽいので、赤いです。
あと、なぜ胴長靴みたいなのを履いているのかは、あとで明らかになります。

そんなロノウェの能力は、
以前にも紹介した、交渉や議論、スピーチなどに役立つハウツー「修辞学」を教え、
言語に関する知識も与えてくれる。
また、敵味方からの友情も授ける
とのこと。

ついでに優れた使い魔も与えてくれるそうです。
自身がすごい使い魔っぽいですけども。

そんなわけで序列27番のロノウェでした。
次回もよろしくお願いしまっす。

ほとんど脱線だったね

回を増すごとに、
そんな感じになってくのよ

肝心の悪魔についての紹介が少なく、
うんちくやデザインについての言及が多い回は、公式のゴエティアがサボってると思ってください。

すでに毎回そうだけどね



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ロノウェ-wikipedia
爵位-wikipedia


参考書籍:悪魔解説書「ソロモン72柱の悪魔」 | マーク・アイシャーウッド

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ロノウェの別名が「ロンウェー」。
ロンウェーで検索すると「ナイロンウェーダー」が出ますので、
今回は釣りの強い味方、ウェーダーを。

ウェーダーとは、水辺での釣りや作業時に着用する、足先から腰や胸元までを覆う胴長靴のこと。
水に濡れることなく川や海に入れるので、岸辺からでは届かない場所へアプローチ可能。
また、水深や水温、魚の引きを間近で感じたりするのにも役立ちます。

ちなみに私は釣りはやらないですけど。

ウチのロノウェも着てます

釣り竿持たせればよかった


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感想(1件)

私はやらないけど


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