ごきげんよう、ハゲと天パです。
引き続きお届けいたします、
四十七都道府県なんそれ妖怪図鑑
のシリーズです。
日本に伝わるたくさんの妖怪のなかで、
よくわからないわるさをするやつら。
その中から特に、
「なんそれ?」という妖怪を
47都道府県でセレクト、紹介しております。
にぎやかすのはおなじみのこの2人。
加筆です。にぎやかします。
修正です。しゃしゃり出ます。
2人(通称ペンドラゴンズ)についてはこちら。
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だってお金がほしいもの。
●第十六回・長野県
そんなわけで、
四十七都道府県なんそれ妖怪図鑑、
北海道 to 沖縄と、北から南へ紹介中ですが、
現在は中部地方を進んでおります。
前回は山梨県代表で
蟹坊主(かにぼうず)。
お寺に現れ、クイズを出してくる妖怪。
正解して正体を見破らなければ
殴り殺されてしまうという、強めのペナルティ。
山のお寺なので分類的にはきっと淡水性の蟹です。
中部地方編の二人目は、
長野代表・付紐小僧(つけひもこぞう)
付紐小僧(つけひもこぞう)は、
長野県の南佐久郡田口村大奈良(現・佐久市)に伝わる妖怪。
見た目は7、8歳の子供のようなかんじの、
紐のほどけた服を着ている小僧。
夕方になると現れます。
見た目のインパクトは薄めですが、
現れる場所にひとクセあり、
「小豆とぎ屋敷」という屋敷に現れるそうです。
小豆とぎ屋敷とは、
有名妖怪の小豆とぎ(小豆洗い)が住んでいる屋敷といわれており、
妖怪もメジャーになると屋敷に住めるようです。
夢がありますね。
どこにあるんだ?その屋敷。
なお、小豆とぎは、
ショキショキと音をたてて川で小豆を洗う妖怪。
出没地域は全国多数で全国的に知られていますね。
全国クラスなので別称も各地様々、
「小豆とぎ」や「小豆洗い」以外にも、
「小豆アゲ」、「小豆ごしゃごしゃ」、「小豆そぎ」、「小豆こし」、「小豆さらさら」、「小豆ヤロ」などなど。
有名な話では、川のほとりで
「小豆洗おか、人取って喰おか」
という自身のヒット曲を歌いながら小豆を洗う音を立てるという感じ。
ヒットした曲を引っさげて全国営業でまわっている歌手とか芸人さんみたいですね。
多分、各地のイオンモールとかに来ます。
付紐小僧は、小豆とぎ屋敷に出現するので、
長野県においては
「小豆とぎの相棒」とする説があります。
ビジネス上の関係性は不明ですが、
もしかするとマネージャーなのかもしれません。
私は事務所の後輩だと思う。
さてさて、
他の妖怪の話が多くなってしまいましたが、
付紐小僧のはなかなかのわるさをする妖怪です。
上記の通り、
彼は基本的に紐がほどけた服を着ているので、
見た人はつい結んであげたくなります。
結んであるべきものがほどけた状態になっていたら、ついつい結びたくなるのが人情。
いわゆる「つけひも効果」です。
そんな効果はありません。
いわゆりもしません。
ともあれ、
そんな人間の心理を悪用するのがコイツ。
あー、ちびっこ、自分で結べないんだな。
お腹が冷えちゃうから、
どれどれ、おいちゃんが結んでやろう。
と付紐小僧に近づいた者は、
一晩中歩かされるハメになります。
しかも、ちょっと迷ったというレベルではなく、
夜が明ける頃になってようやく家へ帰ることができるとか。
そのために夜遅くまで外で遊んでいる子供には、
早く帰らせるために、
「付紐小僧が出るぞ」と言って聞かせたそうです。
門限を過ぎても帰ってこない悪い子供をビビらせる妖怪ではありますが、
悪い大人の場合は、
遊び回った言い訳に使うんでしょうね。
ついつい二次会、三次会と遊んじゃって、
そのあとカラオケまで行っちゃったときとかに。
朝まで遊んで、フラフラ始発を待っているとき、
思い出して携帯を見たら奥さんから怒りのLINEメッセージがいっぱい・・・
一気に酔いが覚める瞬間ですが、
そんなときには
「いやー、付紐小僧に会っちゃって・・・」
と説明すれば、きっと奥さんも
「じゃあ仕方ないわね。」
と、許してくれるハズ。
とか思うな。
家に帰るまでが飲み会よ。
飲んでも飲まれるな。
そんなわけで、長野県から
付紐小僧でした。
次回は北上して新潟県です。
引き続きよろしくお願いします。
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ソースは主にWikipediaなどになりますので、
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付紐小僧-wikipedia
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