なんそれ妖怪図鑑 気になる事柄を学ぶシリーズ 神話・伝説

124 四十七都道府県なんそれ妖怪図鑑⑦ 福島県・オンボノヤス

ごきげんよう、ハゲと天パです。
引き続きお届けいたします、

四十七都道府県なんそれ妖怪図鑑

のシリーズです。
日本の47都道府県を代表する妖怪を紹介する試み。

各地に語り継がれている数多くの妖怪たちのなかには、
よくわからない悪さをするやつらがいますが、
そのなかでも極力「なんそれ?」という妖怪をセレクトして紹介していきます。

今回もお付き合いいただけましたら幸いです。





北の端から南の端へ、
北海道to沖縄で進めている今回のシリーズですが、
今回で北海道・東北編はおしまい。


前回紹介したのは、宮城県から、
収穫されず放置された柿の悲しみが生んだモンスター、 
タンタンコロリン と柿の妖怪でした。

北海道・東北を締めくくる今回は福島県より、
オンボノヤスです。

オンボノヤス

福島代表・オンボノヤス





オンボノヤスまたはオボノヤス
福島県田村地方の山の中に出没するといわれる正体不明の妖怪です。

田村地方といえば、
ザ・征夷大将軍 坂上田村麻呂 ゆかりの地。
そんな坂上田村麻呂は鬼退治の伝説も有名。
そんなあれこれのことをちょっと書いた回が過去にありました。


まあ、今回の妖怪には関係ないんですけど。


はい、
それでは今回紹介するオンボノヤス
名前からは何がなんやらですが、
どんな妖怪かと言いますと、

山の中に入った人間に出会うと、
霧を吐き出して吹きかける。と言われている。
霧をかけられた者は道がわからなくなってしまい、
遭難する危険性が高くなる。ともいわれる。



お気づきになられましたでしょうか?
この、ゴニョゴニョした感じ。

「霧を吹きかける。・・・と言われている。」

「道がわからなくなってしまい、遭難する・・・危険性が高くなる・・・ともいわれる」

確実なところがなく、はっきりしないオンボノヤス。
その特徴や正体は、
まさに「霧の中」というわけです。
やかましいわ。

なにやら、「オンボ」には「尾」の意味があるそうで、
「尾のある妖怪」との説も唱えられています。
ただし容姿についての詳しい伝承もなく、
謎はふかまるばかり。

「なんそれ妖怪」というテーマには申し分ないですが、
困った。
よくわからないからもう紹介できることがないぞ。

前回のタンタンコロリンを見習っていただきたい。
「柿です!」と隠す気もないですよ。
「なんかよくわかりませんねん。」という感じでは困るんですよね!
まあ私が選んだんですけども・・・


上でも書いた福島県田村地方といえば、
鬼の首領・大多鬼丸ですが、
彼もオンボノヤスと同じく妖術によって霧や雲を自由に操ったそうです。
このあたりの妖怪は、霧を使いがち。


そんなわけでなんやかんやとよくわからないオンボノヤスですが、
イラストはめっちゃかわいく描けたと思います。
「尾のある妖怪」→「尾が長い妖怪」
というわけでイタチをイメージした女子にしました。
なぜなら意識的にそうしないとババアだらけになるからです。


北海道・東北編が終わりましたので、
そのメンバーをおさらいすると、

・屁をこく妖怪、
・身に覚えのないお礼を言う妖怪、
・灰で遊ぶと怒る妖怪
・爆発するネズミ
・いないはずなのにいる妖怪
・柿
・霧を吐くかもしれないし、迷わせるかもしれない妖怪

という7人でお送りしました。

戦闘力が、どうしようもなくザコいんですが、
選んだ私に責任があり、
北海道と東北はなにも悪くありませんのでそこはご承知おきを。



このブログは、
気になったことを調べ、
学んだ内容とイラストを紹介するお絵描きブログです。

ソースは主にWikipediaなどになりますので、
学術研究ではなくエンターテイメントとしてお楽しみください。
興味のきっかけや、ふんわりしたイメージ掴みのお手伝いになればうれしいです。

オンボノヤス-wikipedia

【先着限定クーポン使用で15%OFF!】すき焼き 肉 お歳暮 2024 ギフト 送料無料 和牛 牛肉 A5A4等級 国産黒毛和牛 メガ盛肩ロースすき焼き用スライス 1kg 福島牛 贈答用 お取り寄せ グルメ 食肉 肉料理 薄切り焼肉 御歳暮 年末 お正月

価格:9999円
(2024/12/2 16:02時点)
感想(189件)

-なんそれ妖怪図鑑, 気になる事柄を学ぶシリーズ, 神話・伝説