ごきげんよう、ハゲと天パです。
月・水・金曜日と、
週3回お届けしている愉快なブログ。
今回もお付き合いいただけましたら幸いです。
お届けいたしますはこのシリーズ、
四十七都道府県なんそれ妖怪図鑑
日本各地に語り継がれている数多くの妖怪たち。
その中でも、
なるべくよくわからない悪さをするやつをセレクトし、
47都道府県それぞれから1体ずつ、
「なんそれ?」という妖怪を紹介していきます。
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だってお金がほしいので。
●第四回・秋田県
北の端から南の端へ、
北海道to沖縄で進めている今回のシリーズ。
前回紹介したのは岩手県 灰坊主(あくぼうず)。
続いてはお隣の秋田県。
「なまはげ」など、
郷土と結びついたメジャー妖怪もいますが、
秋田といえばなんといってもマタギですよね。
そんなマタギの皆様に伝わるという妖怪、
「小玉鼠(こだまねずみ)」をセレクトしました。
今回もソースは wikipedia ですが、
侮るなかれ、なかなか衝撃的。
秋田代表・小玉鼠(こだまねずみ)
小玉鼠は秋田県北秋田郡のマタギ(猟師)たちに伝わる幻獣。
見た目はハツカネズミ、またはヤマネに似た獣で
「小玉」というその名に違わず体形は球形に近く、体を丸めて冬眠中のヤマネを思わせ、
たいへんかわいい小さきもの。
人間に危害を加えるような存在には見えないのですが、
山中で人間に出会うと、
立ち止まってみるみる体を膨らませ、
次の瞬間、鉄砲のような轟音と共に自分の体を破裂させ、
肉や内臓を生々しく周囲に撒き散らす。
原文ママ。
まさかの自爆系でした。普通にグロくてイヤ。
なお、破裂せずに周囲を飛び回って破裂音を鳴らすという説もあるそうな。
猟師もドン引きの生態なわけですが、
マタギたちは山の神の怒りや警告として恐れていて、
この怪異に遭うと無理に猟を続けても獲物は獲れず、
それどころか雪崩などの災害に遭うため、
すぐに猟をやめて帰るそう。
家に帰って
「ナムアブラウンケンソワカ」
と呪文を唱えることでお祓いができます。
この小玉鼠の正体、
マタギの間に伝承によれば、
「小玉流」という流派のマタギ7人が山に入り、
山の神の罰によって彼らの霊が小玉鼠に化身したといわれているとか。
何をやらかしたというの・・・
また、「小玉鼠」とはヤマネの別名でもあり、
実在の動物であるヤマネが幻獣の小玉鼠の正体だという説もあるそうです。
ヤマネは、哺乳綱齧歯目リス亜目ヤマネ科に分類される齧歯類。
体毛の色は淡褐色で、おなかは白がかった褐色、
背中には暗褐色の縦縞があり、眼の周囲も暗褐色。
低山地から亜高山にかけての森林に生息し、
指一本で木にぶら下がることができる強力なかぎ爪を持っています。
体長6.8 ~ 8.4cmというミニサイズボディに対し、
尾長が4.4 ~ 5.4cm。
約2cmの体毛が房状に生えたふさふさしっぽが自慢です。
ちなみにこの尻尾、
強く掴むと体毛と皮膚が抜け落ちて骨だけが残るんだとか。
これは外敵から襲われた時に役立つと考えられています。
ただし、尾は一度抜けると二度と生えてこない。
ダメじゃん。
食性は雑食で、昆虫やクモ、果実や鳥類の卵なども食べ、
果実ではアケビ、サルナシ、ヤマブドウなどが好き。繊維質のものやクルミのような固いものは苦手。
平均気温が9℃以下まで下がると冬眠。
冬眠中は食事を取らず秋季まで蓄えた体内の脂肪を消費し、外気温にあわせて低体温を維持し呼吸数や心拍数も低下させるという省エネモードに移行することができます。
丸まって冬眠する様子から
マリネズミ、コオリネズミの俗称もあり、
山小屋や巣箱、はたまた山小屋にある布団やタンスの中で冬眠することもあるんだとか。
なにそれめっちゃかわいい。
冬に木を切ると、冬眠中のヤマネが転がり出てくることがあることから、
林業に携わる人々は、
ヤマネを山の守り神として大切にし、
冬眠中のヤマネを掘り起こしてしまったマタギが、
その罪悪感から祟りがあると考えたことが小玉鼠の伝承に繋がった。
とする説もあるそうです。
マタギやさしい。
そんなわけでレペゼン秋田のなんそれ妖怪、
小玉鼠とかわいいアニマルの紹介でした。
次回は山形県です。
なお、このブログは、
気になったことを調べ、
学んだ内容とイラストを紹介するお絵描きブログです。
ソースは主にWikipediaなどになりますので、
学術研究ではなくエンターテイメントとしてお楽しみください。
興味のきっかけや、ふんわりしたイメージ掴みのお手伝いになればうれしいです。
小玉鼠(妖怪)-wikipedia
ヤマネ-wikipedia
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