224「ソロモン！ゲットやで！」シリーズ序列31番・フォラス

ごきげんよう、ハゲと天パです。

引き続き、
「ソロモン！ゲットやで！」シリーズ。

「サクッとすぐ読み終わるボリューム」
でみんな大好き、ソロモン72柱の悪魔を紹介。

役に立っているかは正直なところ微妙ですが
ウチの公式キャラも登場。

加筆です。
にぎやかします

修正です。
しゃしゃり出ます

２人合わせてペンドラゴンズ。
彼女らについてはこちら。

: 126 ハゲと天パの気になるあれこれ公式キャラクターのご案内
ごきげんよう、ハゲと天パです。唐突ですが今回はお披露目回でお送りします。みんなに愛される組織、製品、コンテンツには共通していることがあります。それは、マスコットキャラがいるこれに気づいた時、震えま ...

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「ソロモン！ゲットやで！」

まずはこのシリーズの概要からです。

ヨーロッパでは中世後期から19世紀くらいまで
「グリモワール」
という、魔術の手引書がバズっていました。

その中でも悪魔や精霊等について書かれてるのが
「レメゲトン」というシリーズ。
5部の書物から構成されるレメゲトンのなかでも、代表的なやつが「ゴエティア」です。

内容としては、古代イスラエルの最盛期を築いた
ソロモン王が召喚してこき使った悪魔について。

いわゆる悪魔図鑑です

語弊があります

「エルサレム宮殿」を建設した第三代イスラエル王ソロモン。
人間の手では納期に間に合わないので悪魔を使役。
その時に労働させられた72体の悪魔を呼び出して、
いろんな願い叶えちゃお☆（ゝω・）vｷｬﾋﾟ
というわけ。

今回はこの悪魔。

序列31番フォラス

フォラス（Foras）またはフォルカス(Forças)。
地獄の29の軍団を率いる序列31番の偉大なる総裁。

おなじみのコラン・ド・プランシー
「地獄の辞典」では「フォルカス」として紹介されてます。
コランちゃん的には、フォルカスの別名としてフォラスとフルカスを挙げており、
序列50番のフルカスと同一視してます。

なお、「悪魔の偽王国」や「ゴエティア」では別個の悪魔であるとしていますので、
コランちゃんのうっかりのようです。

とりあえず、1体ずつキャラ描いてる方からすると、こういうのほんとやめてほしい。

同じ見た目のキャラ描くのいやだもんね

とりあえず今回見ていただきたいのは、
「地獄の辞典」のフォラスの挿絵なんですが、
それがこちら。

白髪と長いあごひげをたくわえ、
手には鋭い槍を持った老人の姿で現れ、
青ざめた馬に乗っています。
はだかんぼおじいです。

通報事案です

おまわりさん、こっちです

なんか、西成感があります。

ちなみに、この姿の説明はゴエティアのフルカスのものであり、
上記の通りおそらくコランちゃんの勘違いで混同されてフォラスの挿絵になったと思われます。

当のフォラスのゴエティア内での説明としては、
屈強な人間の姿で現れ、薬草や価値のある石の効能を教えてくれるそうです。
また、論理学や倫理学についても詳しいそうです。

とりあえず私としては、
「はだかんぼおじい」を描くテンションではなかったので、ヒゲのイケオジにしてみました。
ありったけの博識なイケオジぽい要素（当社基準）
をつめこんで描いた結果がこちら。

また、フォラスは他にも望まれれば
人を透明にしたり、長寿を与えたり、雄弁にでき、
さらに、財宝や失くし物を発見する力も持つ。
とのことなので、めちゃ便利＆めちゃ有能。
イケオジなだけでなく、物知りでしごできなんて、
惚れてまうやろ案件です。

まあ、おじいの姿でこの能力だったとしても、
それはそれでおいしいと思いますが、
公式のビジュアルは妖怪感強すぎだと思いました。
おもろいけど。

妖怪というより妖精です

西成の妖精です

そんなわけで序列31番フォラスでした。
次回もよしなに。

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フォラス-wikipedia

参考書籍：悪魔解説書「ソロモン72柱の悪魔」 | マーク・アイシャーウッド

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感想(7件)

関西で一番妖精に出会える街といえば西成ですね。
ちょっと目を離したスキに自分の傘が消え、
路上で売られているのは妖精の仕業です。

国立大学を卒業するも就職できなかった著者が、
妖精の街、大阪西成のあいりん地区に足を踏み入れ
妖精みたいなおっさん達と共に働き、笑い、涙した、78日間の体験ルポだそうです。

妖精はだいたい、
シャブ、酒、ギャンブルが好き。
っと。メモメモ

メモしなくてよろしい

お金を稼いで生きるって大変だなと思いました。
読んでてテンション下がりまくりでしたが、
読後の爽快感はありました。おすすめ。