ごきげんよう、ハゲと天パです。
黄道十二星座 シリーズ。
古代の人々が夜空に輝く星々を何かに見立て
キャッキャウフフしてきた「星座」がテーマの
ロマンチックなシリーズ。
引き続き、にぎやかすはこの2人。
加筆です。
にぎやかします
修正です。
しゃしゃり出ます
2人(通称ペンドラゴンズ)についてはこちら。
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だってお金がほしいもの。


今から5000年以上前、
現在のイラクあたりらへんにあった
「メソポタミア文明」の人々が星を繋いで
「なんかアレっぽくない?」とかなんとか言って
神様や動物なぞに見立てたのが星座のはじまり。
星は一年を通してその位置を変えていくので、
時期を知る目安になり、農耕・牧畜に役立てたというわけです。
現代では88種の星座が定められていますが、
最も馴染み深いのが「黄道十二星座」。
地球から見て太陽の通り道といえる「黄道」を通る12の星座です。
そんなかんじで第12回。
ついに今回で12星座のラストです。
●第12回・うお座
今日のお客さん、
まだこないね。
もうそろそろ
来ると思うんだけど・・・

ちょりーす、めんごめんご
テス子ちゃん、
いらっしゃい

ごめんねー、船が沈んじゃってさー
一大事すぎてワロタ
今回のうお座回、ゲストは、
千栗 ユーフラ テス子(ちぐり ゆーふら テス子)
おいしいお魚をみんなに届ける漁師ギャル。
ちなみに漁師なので早起きです。
朝は強いので寝坊はしませんが、
頻繁に船が沈むので遅刻しがちです。
無事でなによりね

おわびに船乗せたげるね!
絶対に乗りたくない
そんなわけで今回は、
ペンドラゴンズとテス子で、
お送りします。

うお座のおはなし。
秋の夜空に輝く星座の一つが今回のうお座。
2匹の魚がリボンで結ばれた、
ちょっと不思議な形に見立てられます。
うお座は領域が大きな星座で、
黄道十二星座の中では4番目の大きさ。
全88星座の中でも14番目の大きさになります。

器が大きなところがあーしと一緒!
だがしかしおすし、
サイズは大きいもののあまり明るい星がなく
割と目立たない星座なのが正直なところ。
1番明るい星でも4等星なので、まあ仕方ないね。
ただ、うお座は現在、春分点を有しているので
重要な星座であると言えます。
春分点は、太陽の通り道である黄道と、
天の赤道の交点になるところで、太陽がこの点を通る日が春分の日。
いわゆる昼と夜の長さが同じになる日です。
春分点は赤道座標・黄道座標の原点になるので、
天文学において超重要な基準点なのです。
紀元前2世紀ごろには、
おひつじ座にありました。

それにちなんで「白羊宮の原点」といわれてるんやで
あ、ひつ次親分

ほな、さいなら
うお座も歴史が古く、
紀元前3000年頃のシュメール時代に誕生。
メソポタミアでは、
「人魚とつばめがリボンで結ばれた姿」
とのことですが、それどういう状況?
このリボンは、メソポタミア地方を流れる、
チグリス川とユーフラテス川をあらわしているそう。
学校で絶対習うやつ

あーしの名前の由来だし
Vの字状になったうお座はさまれているのが
「秋の大四辺形」。
これは、2本の大河にはさまれた、
バビロニア王国の首都 バビロン
をあらわしているんだそうです。
なお、秋の大四変形は、別名を
「ペガススの大四辺形」といい、
こうなると途端にかっこよくなりました。
ちなみに、馬系の幻獣の代表格がペガサスですが、
ギリシャ神話に登場する翼が生えている馬。
自由の象徴であるとか。
混同されがちですが、
角が生えているのはユニコーンです。
ついでに、一本角はユニコーンですが、
二本角はバイコーンといいます。
ユニコーンは純潔の象徴ですが、
バイコーンは不純を司るとされます。
また、ギリシャ神話ではこの四辺形を、
「神が地上を覗く窓」とし、
四辺形の中に存在する星は「神の目」にたとえられたとか。

他の星座の話で盛りアガんなしー!!
話をもどして うお座ですが、
エジプトのデンデラ神殿のレリーフでは、
現在同様に、2匹の魚がリボンで結ばれた姿になっています。
デンデラ神殿は
紀元前50年頃に作られました。
なぜこの姿なのかは、あとで紹介しますので、
まあ待て待て。
では、いつもの探し方講座。
日本では秋の中頃、東の空で見ることができます。
上記の通り、目印になる明るい星がないので
まずは秋の大四辺形を探しましょう。
「ペガスス」がいいなあ
かっこいいけどややこしくなるから
4個の星でつくられた四辺形が見つかったら、
右下の辺&左下の辺とそれぞれ平行なイメージで、
ひとまわり大きなV字を探します。
これがうお座ですね。
明るい星はないものの、点々と連なった星の
並びがわかれば意外に見つけやすい星座です。


さがしてみてねー
母と子の固いきずな
ある日、
神々が川のほとりで宴会をしていました。
いつも宴会してるなー
音楽の神アポロンは音楽を奏で、
牧神のパーンは得意の笛を吹き、
舞踊の女神ミューズが踊り、
豪華なパフォーマーがお送りする興奮のステージ。
パーティーの盛り上がりは最高潮です。
大いに盛りあがっていたその時、
突然、大怪物テュポーン登場。
あれ?これって、
やぎ座のときのパーティー?
舞台の川はユーフラテス川、
もしくはナイル川と言われています。
ナイル川だったら、同じ宴会かもですね。
同じ宴会ってことにしときましょう。
その方がおもしろいので。
でかすぎる&怖すぎるでおなじみの
大怪獣テュポーン、
天に届くほど巨大で足は大蛇、
肩からもヘビがわさわさ生えており、
目や口から火や燃える岩を吐いていて、
エンカウント即ゲームオーバーです。
そのあまりの恐ろしさに、神々も我先にと逃げだし
牧神のパーンが慌てすぎて、
上半身がヤギ、下半身が魚という姿になって
たいそうウケた話もありましたが、
みんな動物の姿に変身して逃げたのでした。
星座にしてさらされた話ね

マジうけんだけどwww
美と愛の女神アフロディーテ も
息子のエロースといっしょに魚に変身して川に飛びこみましたが、
はぐれないようにと、おたがいの体をしっかりとリボンで結んだのでした。
魚に変身しながらも、
たがいをしっかりとリボンで結びあった母子の姿、
それがうお座だといわれています。
2匹の魚の謎が解けましたね。
なお、うお座はラテン語の学名では、
「Pisces」 といって複数形になっており、
2匹の魚と見做されていたことに由来します。
アラビア語名でも
「al-Samakatān (アッ゠サマカターン)」と
双数形になっていますし、
現代中国名でも「双魚座」と呼ばれるそうです。
さてさて、お話に戻りましょう。
大暴れしているテュポーンですが、
それに果敢に立ち向かっている神がいました。
彼女は知恵と武勇の女神アテナ。
実は神々の王ゼウスのお嬢さんです。
娘のアテナの奮戦をみたゼウスも引き返して参戦。
燃える岩を吐いて攻撃してくるテュポーンに、
ゼウスは雷を投げつけて応戦。
激しい戦いにゼウスも絶体絶命に陥りますが、
神々が力を合わせてがんばったので、
テュポーンも次第に追い詰められていきます。
たまらず逃げ出したテュポーンを追うゼウス、
やがてシチリア島まで来た時、
巨大な山を投げつけて下敷きにして封印。
力持ちすぎじゃない?
こうしてできたのが、シチリア島のエドナ山。
この山がときどき噴火するのは、
封印されたテュポーンが山の下で暴れているからなのだとか。
なるほどね!
ちなみにアフロディーテとエロース、
ローマ神話では、ウェヌスとクビドと呼ばれ、
これを英語読みしたのがビーナスとキューピットというわけです。
この名前がメジャーかも。
また、ギリシャのエラトステネースが著した、
「カタステリスモイ」によると、
シリアの女神デルケトーが誤って湖に落ちたとき、
助けてくれた魚が天に上げられて
「みなみのうお座」になったとのこと。
女神おっちょこちょいだね。

あーしもよく落ちるからドンマイだねー
デルケトーを助けたこの魚には2匹の子どもがいて
それがうお座であるという異説もあるそうです。

なんかさー・・・、うお座のエピソード、薄くね?
まあ、そういうときもあるのよ
そんなわけで黄道十二星座シリーズ、
ラストの うお座 でした。
次回まとめ回をはさんで、新シリーズ開始です。
今後ともひきつづき、
よろしくおねがいします。
このブログは、気になったことを調べ、
学んだ内容とイラストを紹介するお絵描きブログ
ソースは主にWikipediaなどになりますので、
学術研究ではなくエンターテイメントとしてお楽しみください。
興味のきっかけや、ふんわりしたイメージ掴みの
お手伝いになればうれしいです。
うお座-wikipedia
ペガススの大四辺形-wikipedia
今回のシリーズは、
参考にさせていただいた
書籍があります
12星座とギリシャ神話の絵本(あすなろ書房)
[作]沼澤茂美 脇屋奈々代
[絵]中島梨絵
![]() | 価格:1760円 |

児童書なのでとても読みやすく、
大人が読んでもしっかり楽しいです。
星座と神話への興味の入口に素晴らしい1冊です。
そして絵がとてもおしゃれできれい。
文章も絵も素敵。
お子様へのプレゼントにもおすすめです
宝物になると思います
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